将棋はこんなところが面白い!将棋を指す面白さをご紹介します

将棋の初心者の方に、将棋歴30年のマックスがお伝えしていきます。
将棋に興味を持って、将棋を始めたけれど、将棋の面白さがイマイチ分からないという初心者の方は多いと思います。
大丈夫です!もう少し続けると将棋の面白さを実感するときがきます。
今回は将棋の面白さについて、ご紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク
気になるところから読む(目次)
バラエティーに富んだ戦法を選べる
将棋にはたくさんの戦法があります。
例えば四間飛車(しけんびしゃ)や三間飛車(さんけんびしゃ)、中飛車(なかびしゃ)といった、振り飛車(ふりびしゃ)戦法があります。
飛車を盤面の左側に振って、対戦するのが特徴です。
アマチュアには絶大な人気がある戦法で、形が分かりやすくて指しやすいのが良いところです。
その他、居飛車(いびしゃ)戦法という、飛車を最初の場所に留めたまま指していく戦法があります。
その中に、角換わり戦法、横歩取り戦法、矢倉(やぐら)戦法、相掛かり(あいがかり)戦法などがあります。
相手の指し方によって、こちらの戦法も変化する場合もありますが、基本的には自分の好みに合った戦法を選んで指すことができます。
こういったバラエティーに富んだ戦法が選べるのも将棋の面白さの一つです。
スポンサーリンク
急戦か持久戦か、性格に合わせた戦い方ができる
将棋を指していると、人の性格が結構出ます。
私はどちらかというとじっくりと指して、受け重視で指す性格だと思います。
大きく分けて将棋には急戦と持久戦があります。
急戦
きっちりと玉を囲わずに、すぐに攻めていく戦法です。
駒の交換がたくさん起こり、囲いもあまりしっかりしていないので、一手で急に有利になったり、逆転したりして、派手な戦いになることが多いです。
比較的、短い手数で終わることが多いです。
激しく戦った方が、面白いという方が好んで指す戦い方です。
持久戦
玉をしっかりと囲い、あまり早急な戦いを避けて、じっくりと駒組みを進めて戦う戦法です。
一局の指し手数は長くなります。
じっくりと指して有利を築いていきたい、簡単には負けたくない、という方が好んで指す戦法です。
このように、性格に合わせて戦い方が選べるのも将棋の面白いところです。
スポンサーリンク
好みの制限時間を選べる
将棋の初心者がある程度、将棋の対局に慣れると、ネット対戦などを始めていくこともあると思います。
ネット対戦では、自分の好みに合わせて制限時間を選ぶことができます。
主には3種類あります。
早指し戦
持ち時間は1分で、使い切ると一手30秒で指さなければなりません。
相手にいい手を指されて、困った局面でもすぐに次の手を指さなければならず、かなり瞬発力が求められる戦いです。
リズム良く指せるので、短時間で楽しみたいという方にはおすすめです。
長考戦
持ち時間は15分〜30分で、使い切ると一手1分で指さなければなりません。
比較的時間に余裕があり、自分が考えたいときに時間を使えるので、じっくり考えながら指したいという方にはおすすめです。
切れ負け戦(フィッシャールール)
持ち時間は10分もしくは3分で、時間がなくなってしまうと負けになります。
最初に時間を使い過ぎたり、長い手数になると時間切れで負けになってしまうので、かなりの早指しになります。
時間に追われながら指すスリルを楽しみたい方にはおすすめです。
このように、好みの制限時間を選べるのも将棋の面白さです。
スポンサーリンク
終盤がとても複雑で逆転しやすい
将棋がチェスなどと違う点として、取った相手の駒を使える点があります。
序盤はお互いに駒を組み合って、小競り合い程度になることが多いのですが、終盤になると、お互いの駒を取り合って、持ち駒が増えてきます。
この持ち駒を使って、相手の玉に迫ることができるので、指す手の選択肢がとても多く、終盤はとても複雑になります。
ですので、相手が見落とすことが多くなり、逆転することもしばしばあります。
「途中まで相手にうまく指されて、苦しい局面が続いていたけれど、終盤で逆転して勝った」ということもよくあります。
ときには、絶対負けだと思った局面から大逆転することもあり、この気持ち良さを味わったら将棋はやめられなくなります。
私は序盤で不利になってしまうことが多いですが、その分逆転勝ちすることも多いです。
逆転勝ちしたときは本当に嬉しいです。
このように終盤がとても複雑で逆転しすいところも将棋の面白さです。
スポンサーリンク
まとめ
今回は、初心者の方向けに、将棋を指す面白さをご紹介しました。
将棋は、バラエテイーに富んだ戦法があったり、急戦で激しく戦ったり、持久戦でじっくり戦ったり、好みや性格に合わせて戦い方を選べるところが面白いところです。
終盤もとても複雑なので、逆転しやすいところも面白いです。
初心者の頃は分からないことも多いと思いますが、もう少し将棋を続けて将棋の面白さを味わってみて下さいね。